2019年06月22日

イタリアの妹の結婚式

前回の続きです。

海辺のPorto Cervoでリゾート気分をしばし味わった後に、IL RIFUGIO NUOROの長男が迎えに来てくれて、内陸のNuoroに移動しました。Olbia空港からは車で1時間くらい、サルデーニャ島の真ん中にあります。
コスタ・スメラルダは、アラブ系の王子様が60年くらい前に、綺麗な海以外は何‼もなかったところを整備して作ったという比較的新しいリゾート地なのでギリシャやメキシコやアメリカのリゾート地と似た雰囲気がありますが、サルデーニャ内の昔からある町の雰囲気は、またガラリと違います
image.jpeg
8950614B-EAFC-4F5B-981A-2AB0F9F0E68D.jpeg
DE41538F-5DF3-4721-AFFD-DC1CF7C280F8.jpeg
EFDED185-1198-40E6-97AC-C44FD08739EA.jpeg
E16FD410-0B36-4DED-82E5-731679C5B043.jpeg
A296A737-FECA-41F9-A44D-45BDB39D6B60.jpeg
image.jpeg

ホテルの部屋には結婚式の参列者用の袋が届けられていました。
中身は、スケジュール表やミントの飴、車に付ける飾り、ティッシュなどが入っています
image.jpeg
ライスシャワー用の玄米も入っています
image.jpeg

結婚式当日は朝からあいにくの雨でしたが、イタリアでは雨は豊かさの象徴とされているので、雨に濡れた新婦は幸運である、という言い伝えがあるそうです。
イタリアに滞在中、結婚式の日だけ雨だったよと言うと、大人も子供も口を揃えて、”Sposa bagnata, sposa fortunata."と言っていました。
雨だ↓と憂鬱になるよりも、恵みの雨だ↑ラッキー‼と考えられるのって、素敵ですよね。

雨の中、愛する新郎と父親にエスコートされて幸せそうに輝く新婦の笑顔が眩しかった!
image.jpeg
正統な教会式は初めて参列します。
右側が新郎の親族や友人の席で左側が新婦側、とか決まりがあるのかと思って念のため聞いてみたら、どこでもいいよ!と言われました
image.jpeg
色々と未知の進行があって興味深かったです
CABD7D83-F3E9-4F22-B821-CBA969337C1F.jpeg
image.jpeg
3C38884F-7FBA-44BF-BC7D-F05745B4AA23.jpeg
新郎新婦が教会から出てきたところで、新婦の母が手に持っている、飴をたくさんのせた陶器のお皿(新婦が実家から選んできたもの)を地面に落として、パーン!と割ります。
179C22EF-A5EA-412B-B043-91D88D15ECE4.jpeg
筒状の大型花火のようなクラッカーとライスシャワーで盛大に祝います
86A42636-AD3E-423E-B210-236CAB91410D.jpeg
挙式後は、Porto Ottioluという東側の海辺にあるホテルの披露宴会場にそれぞれの車で移動しました。
この入り口でも入場前にまたお皿を割っていました。
たくさん割れば割るほど、幸せになるそうです
F0085C13-CBC7-445A-97BA-5041614C76D3.jpeg
お菓子でできたブーケ
IMG_2417.JPG
食前酒と共に軽食が振舞われます
image.jpeg
チーズや生ハム類、サンドイッチや揚げ物、果物など、皆さんかなり勢いよく食べているので、食事はまだしばらく先なのかな?と思っていたら、なんと直後でした!
さすが・・・イタリア人の胃袋には負けるなぁ!と思った瞬間でした。
540DF214-9870-4362-8DE2-D97F59D935CC.jpeg
441C4DC9-2EAC-42C7-A6F4-5012461E0D95.jpeg
会場の入り口にある表で自分のテーブル番号を確認してから着席します。テーブルのどこに座るかは自由です
571B7AA6-83C4-43E5-B62D-69D28F7FE5DE.jpeg
新郎が作っているワインが置かれていました
35EE2A93-039B-4EB2-802F-589D32E674E1.jpeg
何百人も集まっていましたが、これでも少ない方だそうで、新婦の母親の地元では800人くらい集まるのが普通だそうです。
CFA39DD9-F1F4-4251-8D4C-E535E7F6D0B3.jpeg
料理は年配のウエイターさん達が慣れた感じでテキパキと大皿に盛ったのを持ち運び、1人ずつ好きな分量だけサーブしてくれました。サービスマンの層が厚いなぁ、と感心。
日本では老舗のホテルやレストランを除いて、どうしても披露宴会場は、配膳のアルバイトさんが主流になってしまっていますよね。
ベテランにサーブされる心地よさを堪能しました。
11E1F68B-3983-4472-8C09-09B556A62B05.jpeg
新しい料理が運ばれる度に(それ以外のタイミングでも)、皆んながお皿やグラスをカトラリーでカンカンカンカン打ち鳴らしたりテーブルを手の平でドンドンバンバン叩いて、新郎新婦にお腹の底からフッラー!フッラー!と掛け声をかけたり、キスをするようにキス!キス!キス!と囃し立てていました。

食後は、アペリティーヴォの部屋のテーブルにサルデーニャの伝統的なお菓子がズラリと並べられていました。
各々好きなものをとって、エスプレッソを頼んだり、食後酒を頼んだりしていました
FC4888D2-7662-4D65-B1C7-F6D68A039D18.jpeg
686B7228-8AAF-4835-80B2-BA14AD3AB8DB.jpeg
F9CC15DB-1434-4FB6-BB8D-53A5FAF2D1BE.jpeg
AFCD0BB6-6349-415F-A7B4-D507D631C14F.jpeg
BD677A79-D536-4AA0-B9B0-B8E9B4E4B667.jpeg
E47A515A-6E3C-4B02-83B7-F455F79C7DF1.jpeg
手前の綺麗な細工が施してあるのが、新婦の地元であるサルデーニャの伝統的なお菓子
奥が、新郎の地元であるボローニャの伝統的なお菓子です
500FA34C-6E04-4064-9DB7-C87181ABC295.jpeg
食事が終わったら、夜中過ぎまで延々と続くダンスタイムが始まります。飲んで、踊って、飲んで、踊って・・・ここでもまたイタリア人のスタミナに脱帽!
皆、各自好きなタイミングでお祝い金を包んだ封筒を新婦に渡して挨拶をして帰っていました。

伝統をしっかりと踏まえつつ、新郎新婦の個性も出ていて、礼節をわきまえた中でも皆がのびのびと楽しんでいて、素晴らしい結婚式でした。良い経験をさせてもらいました。
posted by IL Rifugio Hayama-2- at 23:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

ポルト・チェルヴォ

前回の続きです。

フェリーが着いたOlbiaのホテルまで友人が迎えに来てくれて、そこから車で30分ほど北上したPorto Cervoにある、彼が働いているHotel Luci di la Muntagnaに向かいました。
サルデーニャ島北部にあるコスタ・スメラルダは、ハイシーズンには一泊何十万円もするホテルが立ち並ぶ高級リゾート地です。故ダイアナ妃がパパラッチされた場所としても有名ですが、最近はロシア人の富豪が多いとか。
979FC6B0-1834-4DA3-84C8-5B3CE0C5DD1C.jpeg
ホテルの玄関
IMG_2267.JPG
地中海にはブーゲンビリアが似合いますね
1809F7C0-9E84-41F7-A07B-5BF797FCCA75.jpeg
ロビーの窓からは、いかにも高級リゾート地!という感じのハーバーが一望できます
83667DE9-EE17-4C5E-9C4E-D48A0D660100.jpeg
テラスで軽く飲むこともできます。
EBE33A35-2BCC-4873-91D3-96D1C56FDCDD.jpeg
なんだか見覚えのあるFマークだなぁと思ったら、FENDI Casaのソファーセットでした。(さすが高級リゾート!とドキドキしました笑)
Fが二つ並んでいるだけなのに、この存在感!デザイン力、ブランド力の凄さを感じます。
7AE26696-E0A2-4521-88C9-4F13FAC63F62.jpeg
ホテル内のレストラン。
魚介が新鮮で美味しかったです。
869E4391-9800-43A6-B304-D85061C2E4C3.jpeg
ここで朝食をとっているとカモメが覗きに来ました。
8585E6C8-DFD0-4857-B256-A951D32FB46B.jpeg
この碧い海!いつまでもボーッと眺めていられます
IMG_2215.JPG
ホテルの屋根には、サルデーニャの州旗がはためいています
IMG_2154.JPG
ハイシーズンになる前でプールの水温が氷水のように冷たく、頑張っても膝下くらいまでしか入れませんでしたが、からりとした風が心地よくて、プールサイドに横になっているだけでも気持ちが良いものでした。
IMG_2190.JPG
ホテルのプールサイドに何匹も飼われていた亀。悠然と歩きまわりながらムシャムシャとクローバーを食べていたので、芝生の管理に一役買っているのかもしれません
IMG_2262.JPG
プールサイドに生えていた梅の木を見て、葉山の庭の梅は無事かなぁ。豪雨でだいぶ実が落ちてしまったかなぁ、と思いを馳せていました
IMG_2193.JPG
時差ボケで早々と起きてしまいましたが、海の向こうから昇る朝陽が綺麗でした。
普段からこういうゆとりを持ちたいものです
IMG_2231.JPG
9E4FCDC2-80D1-4D55-8674-1CC4117CB0EA.jpeg
ホテルから散歩がてら、マリーナに行ってみました。坂道をとことこと下ること徒歩10分くらいでした。
IMG_2271.JPG
Marina di Porto Cervo
ハイシーズン直前で、まだ閉まっている店が多かったのですが、高級ブランド店が並ぶショッピングモールがあります。
娘がポテトチップスが食べたいと言うのでバールに入ると、トリュフ味のものしかないんだけど・・・と申し訳なさそうに言われて、笑ってしまいました。
IMG_2275.JPG
碧くて澄んだ水
IMG_2276.JPG
ハイシーズンになると、皆さん自家用クルーザーで別荘やホテルに来るそうです
AD7B72BE-49FB-4139-9BDF-AED0A1AE43B3.jpeg
友人の友人がオーナーシェフだというお店Frades La Terrazza に行きました。
サルデーニャの伝統料理にアレンジを加えた料理を出すお店です。
アペリティーヴォの時間で、景色を眺めながらワインやカクテルを飲んでいる人たちでいっぱいです。
IMG_2293.JPG
クルルジョネス。
サルデーニャのラヴィオリの一種で、定番のものはミント入りのマッシュポテトが詰めてありますが、胡桃が入っていたり、クミンの香りだったり、アレンジされていました。
このように焼いてフィンガーフードになっているのも珍しいです。
IMG_2295.JPG
ボラのマリネ。ハーブの香りが豊かでした。水が綺麗だからボラも生で食べられるのでしょうね。
IMG_2296.JPG
ヒメジの小さな焼きサンドイッチ
IMG_2299.JPG
地物のイカ墨のフレーグラ
IMG_2300.JPG
トリュフのクルルジョネス
IMG_2301.JPG
サルデーニャで獲れるイカのグリル。新鮮で味が濃くて香りが良いイカです。
IMG_2303.JPG
夜20時でもまだこの明るさ。暗くなるのは22時頃なので、1日をゆったりと長く使える感じがあります。
IMG_2315.JPG
さて、海辺でリフレッシュした後は内陸のNuoroに向かいます!

また次回に続きます
posted by IL Rifugio Hayama-2- at 20:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

イタリアから帰ってまいりました!

長いお休みを頂きました。温かく送り出して下さった皆様、帰国後さっそくお電話をして下さった皆様、ありがとうございました。
6/15(土)から営業を再開しております。
A33B707A-D090-4403-9F8B-ADD62D463171.jpegA862D5E4-47FE-43ED-B340-4066927998F6.jpegFBA11900-5EF6-455F-BE65-2C8A2FF4D097.jpegCA6B61C5-C705-4FD6-9C7D-8AF52B5A4AEB.jpeg
お店に戻ったら、紫陽花が咲き誇り、青紅葉が生い茂り、巨峰がたわわに実っていました。
今回の渡伊は期間が長かったので、何回かに分けてご報告させていただきますね。
まずはイタリアに行く前から、ハプニングが続出しました。
毎回イタリアに行く時は、羽田や成田などの国際空港からローマやミラノなどに直行便で飛んで、そこから国内線に乗り換えたり、電車に乗ったりして移動するのですが、今回はまずサルデーニャ島のIL RIFUGIO NUOROの長女(僕にとってはイタリアの妹のような存在)の結婚式に出るという目的があったので、成田からローマに飛び、すぐにローマからAir Italyでサルデーニャに飛ぶ予定だったのですが、その国内線がストライキの影響で直前にキャンセルになってしまい、急いで取り直したAlitaliaもキャンセルになってしまって、さあどうしよう、と考えた末に、ローマのフィウミチーノ空港からチヴィタヴェッキア港まで車を頼んで、夜中にチヴィタヴェッキア港を出るフェリーに乗ってサルデーニャ島に渡ることにしました。
よし、全部手配したし、eチケットも印刷したぞ!お店の片付けも全部終わったぞ!
・・・しかし出発の朝、まさかの大雨で、どこに電話してもタクシーが一台もつかまらず、しょうがない!駅までバスで行こう!と豪雨の中バス停に向かったものの、バスも20分以上遅れていて、予定していた成田エクスプレスに間に合わないーーー!どうしようか、いっそのこと逗子駅からタクシーに乗ってしまって空港に向かうか!?いや、しかし高速道路が雨の影響で閉鎖されたらどうする!!?など焦りに焦りまくりながら駅に着くと、電車も遅れていたのでなんとか乗れて、そして空港に着いたら着いたで空港内も大混雑なので荷物の預け入れにも時間がかかり、お土産を買う間もなく飛行機に慌てて乗り込んだら、悪天候の影響で滑走路が混みあっていて管制塔の許可待ちです、とのことで機内で2時間、離陸まで待機しました。滑走路に離陸待ちの飛行機が何機も並んでいました。
image.jpeg
もともと空港から港に車で行ってフェリーに乗り換えるのも、そんなに時間に余裕があるわけではなく、飛行機の到着が遅れなければ・・・の前提で、まぁ万が一遅れても30分程度だろう!大丈夫だろう!と賭けのような状態だったのですが、まさかの出発2時間遅れ・・・。しかし、イタリア人機長さんなら、頑張ってビュンビュン飛ばしてくれるはず!追い風も吹けば、大丈夫だろう!!!と信じていたら、なんと到着は45分遅れで済みました!
出発の時点で、遅れていることは頼んでいた運転手さんにメールしてあったので、飛行機を降りて落ち合ってから駐車場まで皆で競歩のように歩いて車に乗り込み、フェリーの乗り場まで送り届けてもらって、無事、フェリーに乗りました。
チヴィタヴェッキア発オルビア行きの、tirrenia。バットマン仕様でした。
車で乗りこむ人たちがほとんどですが、僕らは徒歩で。
image.jpeg
中に入るとすぐにエスカレーターがあります。角度が急ですが、乗組員さんたちがサポートしてくれるので安心でした。
image.jpeg
チェックインカウンターでeチケットを見せて、部屋の鍵をもらって船室に向かいます。
image.jpeg
夜の22時30分に出航します
IMG_2099.JPG
チケットを買う時に、乗船券と、車で乗りこむのか、ペット同伴か、部屋を取るか、何人部屋か、などを選択して、総額が決まります。
僕らは、外が見える四人部屋を取りました。
修行時代には、部屋を取るお金もなかったし、ロビーのソファーに座るか床に雑魚寝の状態で乗っていたので、感慨深いものがありました。
IMG_2126.JPG
薄っぺらいマットレスが敷いてあるだけなのに、なかなか寝心地が良いベッドでした。
部屋にトイレも簡単なシャワーもついています。
フェリーの揺れもどんぶらこっこ、どんぶらこ、と心地よく、熟睡していたら、あっという間に朝になっていてサルデーニャ島に到着です。
IMG_2124.JPG
朝陽に映えるフェリー
IMG_2131.JPG
もともと、日本を出発した同日の夜22時頃に国内線でオルビアに着く予定だったので、その航空券を取ると同時にオルビア空港に近いホテルに一泊する予定で予約をしてあったのですが、国内線がキャンセルになってしまい、でもホテルは返金不可だったので、これこれこういう事情でフェリー泊になったが翌朝6時に着くので、チェックアウト時間まで使わせてもらいたいとメールをしておいたら、本来は10時チェックアウトだけど13時まで使っていいよ、朝食も付いているから食べたらいいよ、と言ってくれたので、港からタクシーに乗ってホテルについて、荷物を預けて朝食を食べたりコーヒーを飲んで一息ついてから部屋でシャワーを浴びたり少しゴロゴロして休みながら、友人の迎えを待つことが出来て助かりました。
時間はかかりましたが、アリタリアの機内でもベテランらしきイタリア人のCAさんが色々と気を遣って声をかけてくれたりしたのでリラックスして過ごせて、フェリーの中でも熟睡できたし、身体の負担は少なかったように思います。
IMG_2136.JPG
さて、今日はここまで。また書きます!
posted by IL Rifugio Hayama-2- at 21:29| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする