イタリア旅行記が続きます。
ボローニャの中心部Centro(チェントロ)に一泊した後は、車で20分ほど上った山の手の高級別荘地・住宅地にあるアグリトゥリズモ、Locanda Belfiore(ロカンダ・ベルフィオーレ)に滞在しました。
チェントロから少し上がってきただけで、清涼な空気と緑が広がって別世界です
広大な敷地には、ケシの花が綺麗に咲いていました。ここは元はバローロ用の葡萄畑だったそうです
ワイン用の葡萄畑
サクランボの木もたくさんあり、収穫してジャムを仕込んでいました
無花果も白イチジクと黒イチジク、それぞれ立派な木がありました
麦畑。小麦粉も自家製です。
野菜畑もあります
暑くて豚は日陰に固まっていました
毎年11月に生ハムやサラミ、ソーセージなどをまとめて仕込むそうです
鶏もいます。毎日卵を20個くらい産むそうです。
収穫した卵は日付けをスタンプ
泊まるのは奥のピンク色の建物です
フロント
部屋の窓からの景色
サルデーニャで結婚式を挙げた、僕のイタリアの妹分のお婿さんが、親子で経営しています。
同じ敷地内に、ここで育てた豚で仕込んだサラミやコッパ、ここで作っているワインやビールを出すLo Spaccio di Belfiore(ロ スパッチョ ディ ベルフィオーレ)もあり、週末だけ営業しているようです
息がピッタリの新婚さん
5年前に来た時に、ここでアグリトゥリズモをやる予定なんだ、と話してはいたけれどまだその時には何にもない状態だったので、お洒落なのができたなぁ、すごいなぁ、と感慨深いものがありました。
随所にセンスが光ります。
ここで育てて製粉した小麦粉と余った生ハムやサラミなどを練り込んで焼いたパン、Crescenta Bolognese(クレシェンタ・ボロニェーゼ)に、豚の頭の部分の煮こごりのようなCoppa di testa(コッパ・ディ・テスタ)をはさんだものと、ここで造った赤ワイン。
こういうのが一番の贅沢だなぁとしみじみと思いました
生ハムやラルドも美味。円盤形のパン、Tigelle(ティジェッレ)ももちろん自家製です。
表情豊かな夕陽は、いつまでもいつまでも眺めていられます
朝食の部屋もお洒落です
地下にあるのに、光が差し込んで解放感もあります
近所の酪農家が作っているというヨーグルトや蜂蜜が美味しかったです
今日はこの辺で。
続きはまた後日書きます。