2019年06月24日

サルデーニャからボローニャへ

イタリアでの話が続きます

まだまだいたいよ〜と後ろ髪を引かれながら、サルデーニャ島からボローニャへ、国内線Air Italyで移動しました。

サルデーニャ島と本土を結ぶ国内線は、週末しか飛ばないとか、水・金のみとか、毎日飛んでいるとは限らないので、よく調べてから移動日やホテルを決めることをお奨めします。
(よく調べて予定を立てても、直前に突然フライトがキャンセルや変更になることもありますが、イタリアの洗礼を受けたと思って前向きに!なんとかなるものです笑)
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まずはボローニャの中心部、チェントロにあるB&Bに一泊しました
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清潔に整った部屋に
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キッチンに洗濯機が付いていて、長旅なのでまとめて洗濯ができて助かりました
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気持ち良い中庭もありましたよ
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朝食はテラスから満席になっていました。
不思議なことに日本では、「中の席の方がいい」と言う方が多いのですが、イタリアでは8割以上の方が、「テラス席がいい」と言う感じがします。景色が見えないところでも、空の色や時折吹く風や街の音を感じながらの食事は気持ちが良いものですよね。
テラス席の方が値付けが高いお店もあります
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そういえば最近イタリアでは生姜が流行りなのか、今回は生姜と梨のヨーグルトとか、生姜とピンクペッパーの蜂蜜とか、生姜の香りのハンドソープとか、生姜関連商品をよく見かけました
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ボローニャの街並みは南とはまた違った色合いや雰囲気が素敵です
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毎回ボローニャで友人のお母様の手料理をご馳走になるのですが、今回も遠慮なくご馳走になってきました!
添えられたフィノッキオも美味しい・・・
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タリオリーニを卵でとじたものとアスパラガス。春を感じる滋味深い一品です
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ウサギとジャガイモのローストと、キノコはイタリアのシメジです
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こんな料理が家庭で食べられるなんて、彼はなんて幸せ者なんだ!と毎回思います。

ある日は、ボローニャの駅の近くで友人がやっている日本の家庭料理のお店ユズヤで、人気シェフ達とのコラボ食事会に参加させていただきました
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正しい日本食を出すレストランは限られているので、わざわざ遠くから食べに来るお客さんもいる人気店です
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定食を分かりやすく説明している黒板。
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僭越ながら、Francesco Di Natale シェフと一緒に握り寿司を握らせていただきました
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彼は天才肌のシェフなんですが、腰が低くて、やはり本当の大物ほど学ぶ姿勢と探究心を失わない丁寧な方なんだなぁと感動しました。
謙虚だけれど自信がないわけではなくて、堂々としているけれど偉そうではなくて、カッコイイんですよねぇ・・・すっかりファンになってしまいました
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トマトソースのパッケリにペストとペコリーノ、茄子にセミドライトマト・・・ コテコテのシンプルなシチリア料理なのに複雑に構築された香りと味わいが絶妙でした
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彼はScacco Mattoのマリオ
明るくて陽気でやり手、太陽のようなシェフです
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僕は甲殻類で出汁をとったブディーノと
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山葵のグラニータを用意しました
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料理人たちでパチリ
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真ん中のヒゲのシェフは、Antica Osteria Romagnolaのマテオ。肉まんを作ってきてくれました。このギャップがたまりません笑
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素晴らしい刺激を受けました!
ユズヤのT子さん&T子さん、ありがとうございました。
posted by IL Rifugio Hayama-2- at 23:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月23日

イル・リフージョ・ヌオーロ IL RIFUGIO NUORO

サルデーニャ島に行ったら、と言うよりもイタリアに一歩でも足を踏み入れたら寄らずにはいられない、僕のイタリアでの大切な家族が経営するIL RIFUGIO NUOROです。
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結婚式の前後にメンテナンスを兼ねて珍しく長めに休業していたので、店主のシルヴェリオは街中で知り合いに会う度に、「イル・リフージョが休みなんて、いったいどこで食事したらいいんだよ〜!」と言われていました。皆にとって、なくてはならない存在です。
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サルデーニャで獲れる牡蠣。美味しいです。右手前は魚介のマリネ。
左奥はサーモンのマリネ、右奥はサルデーニャ産のカラスミとモッツァレラ。
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Nuoroは内陸の町ですが、新鮮な魚介も近くの海から毎日届くので、IL RIFUGIO NUOROでは魚料理も肉料理も楽しめます。

猪や山羊の生ハム類も美味!
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山羊乳のフレッシュチーズに栗の花の蜂蜜をかけたものと、豚の色々な部位をゼラチンで固めたもの
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”神の糸”と呼ばれるサルデーニャの伝統的手打ちパスタ、フィリンデゥ。スープは羊の出汁です。
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空豆と仔羊の煮込み
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こちらは羊とじゃが芋の煮込みです
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愛する家族
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皆んな若い!昔の写真です
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ランチタイムが終わった後、クルルジョネスの職人さんが来ると言うので、見学させてもらいました
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僕は結構動体視力がある方なんですが、それでもよく見えないくらいのものすごいスピードで、編み込みのような模様に綴じていきます。
達人ほど、この繋ぎ目の数が多いです。繋ぎ目が12個はないといけないそうです。
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僕もやらせてもらいましたが、差は一目瞭然。まだまだ修行が足りません・・・
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娘もイタリアの家族が大好き。実の孫のように可愛がってもらっています
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大好きな家族にたくさん力をもらいました!
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posted by IL Rifugio Hayama-2- at 22:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月22日

イタリアの妹の結婚式

前回の続きです。

海辺のPorto Cervoでリゾート気分をしばし味わった後に、IL RIFUGIO NUOROの長男が迎えに来てくれて、内陸のNuoroに移動しました。Olbia空港からは車で1時間くらい、サルデーニャ島の真ん中にあります。
コスタ・スメラルダは、アラブ系の王子様が60年くらい前に、綺麗な海以外は何‼もなかったところを整備して作ったという比較的新しいリゾート地なのでギリシャやメキシコやアメリカのリゾート地と似た雰囲気がありますが、サルデーニャ島内の昔からある町は、またガラリと雰囲気が違います(同じ海辺でも、クラシックな街並みの南の港町Cagliariカリアリもまた、オススメです)
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ホテルの部屋には結婚式の参列者用の袋が届けられていました。
中身は、スケジュール表やミントの飴、車に付ける飾り、ティッシュ(感動の涙を拭くためかな?涙もろい僕には必須アイテムです)などが入っています
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ライスシャワー用の玄米も入っています
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結婚式当日は朝からあいにくの雨でしたが、イタリアでは雨は豊かさの象徴とされているので、雨に濡れた新婦は幸運である、という言い伝えがあるそうです。
イタリアに滞在中、結婚式の日だけ雨だったよと言うと、大人も子供も口を揃えて、”Sposa bagnata, sposa fortunata."と言っていました。
雨だ↓と憂鬱になるよりも、恵みの雨だ↑ラッキー‼と考えられるのって、素敵ですよね。

雨の中、愛する新郎と父親にエスコートされて幸せそうに輝く新婦の笑顔が眩しかった!
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正統な教会式は初めて参列します。
日本のように右側が新郎の親族や友人の席で左側が新婦側、というような決まりがあるのかなと思って念のため聞いてみたら、どこでもいいよ!と言われました
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色々と未知の進行があって興味深かったです
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新郎新婦が教会から出てきたところで、新婦の母が手に持っている、飴をたくさんのせた陶器のお皿(新婦が実家から選んできたもの)を地面に落として、パーン!と割ります。
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筒状の大型花火のようなクラッカーとライスシャワーで盛大に祝います
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挙式後は、Porto Ottioluという東側の海辺にあるホテルの披露宴会場にそれぞれの車で移動しました。
この入り口でも入場前にまたお皿を割っていました。
たくさん割れば割るほど、幸せになるそうです
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お菓子でできたブーケ
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食前酒と共に軽食が振舞われます
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チーズや生ハム類、サンドイッチや揚げ物、果物など、皆さんかなり勢いよく食べているので、食事はまだしばらく先なのかな?と思っていたら、なんと直後でした!
さすが・・・イタリア人の胃袋には負けるなぁ!と思った瞬間でした。
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会場の入り口にある表で自分のテーブル番号を確認してから着席します。テーブルのどこに座るかは自由です
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新郎が作っているワインが置かれていました
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何百人も集まっていましたが、これでも少ない方だそうで、新婦の母親の地元では800人くらい集まるのが普通だそうです。
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料理は年配のウエイターさん達が慣れた感じでテキパキと大皿に盛ったのを持ち運び、1人ずつ好きな分量だけサーブしてくれました。サービスマンの層が厚いなぁ、と感心。
日本では老舗のホテルやレストランを除いて、どうしても披露宴会場は、配膳のアルバイトさんが主流になってしまっていますよね。
ベテランにサーブされる心地よさを堪能しました。
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新しい料理が運ばれる度に(それ以外のタイミングでも)、皆んながお皿やグラスをカトラリーでカンカンカンカン打ち鳴らしたりテーブルを手の平でドンドンバンバン叩いて、新郎新婦にお腹の底からフッラー!フッラー!と掛け声をかけたり、キスをするようにキス!キス!キス!と囃し立てていました。

食後は、アペリティーヴォの部屋のテーブルにサルデーニャの伝統的なお菓子がズラリと並べられていました。
各々好きなものをとって、エスプレッソを頼んだり、食後酒を頼んだりしていました
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手前の綺麗な細工が施してあるのが、新婦の地元であるサルデーニャの伝統的なお菓子
奥が、新郎の地元であるボローニャの伝統的なお菓子です
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食事が終わったら、夜中過ぎまで延々と続くダンスタイムが始まります。飲んで、踊って、飲んで、踊って・・・ここでもまたイタリア人のスタミナに脱帽!
皆、各自好きなタイミングでお祝い金を包んだ封筒を新婦に渡して挨拶をして帰っていました。

伝統をしっかりと踏まえつつ、新郎新婦の個性も出ていて、礼節をわきまえた中でも皆がのびのびと楽しんでいて、素晴らしい結婚式でした。良い経験をさせてもらいました。
posted by IL Rifugio Hayama-2- at 23:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月21日

ポルト・チェルヴォ Porto Cervo

前回の続きです。

フェリーが着いたOlbiaのホテルまで友人が迎えに来てくれて、そこから車で30分ほど北上したPorto Cervoにある、彼が働いているHotel Luci di la Muntagnaに向かいました。
サルデーニャ島北部にあるコスタ・スメラルダは、ハイシーズンには一泊何十万円もするホテルが立ち並ぶ高級リゾート地です。故ダイアナ妃がパパラッチされた場所としても有名ですが、最近はロシア人の富豪が多いとか。
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ホテルの玄関
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地中海にはブーゲンビリアが似合いますね
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ロビーの窓からは、いかにも高級リゾート地!という感じのハーバーが一望できます
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テラスで軽く飲むこともできます。
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なんだか見覚えのあるFマークだなぁと思ったら、FENDI Casaのソファーセットでした。(さすが高級リゾート!とドキドキしました笑)
Fが二つ並んでいるだけなのに、この存在感!デザイン力、ブランド力の凄さを感じます。
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ホテル内のレストラン。
魚介が新鮮で美味しかったです。
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ここで朝食をとっているとカモメが覗きに来ました。
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この碧い海!いつまでもボーッと眺めていられます
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ホテルの屋根には、サルデーニャの州旗がはためいています
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ハイシーズンになる前でプールの水温が氷水のように冷たく、頑張っても膝下くらいまでしか入れませんでしたが、からりとした風が心地よくて、プールサイドに横になっているだけでも気持ちが良いものでした。
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ホテルのプールサイドに何匹も飼われていた亀。悠然と歩きまわりながらムシャムシャとクローバーを食べていたので、芝生の管理に一役買っているのかもしれません
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プールサイドに生えていた梅の木を見て、葉山の庭の梅は無事かなぁ。豪雨でだいぶ実が落ちてしまったかなぁ、と思いを馳せていました
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時差ボケで早々と起きてしまいましたが、海の向こうから昇る朝陽が綺麗でした。
普段からこういうゆとりを持ちたいものです
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ホテルから散歩がてら、マリーナに行ってみました。坂道をとことこと下ること徒歩10分くらいでした。
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Marina di Porto Cervo
ハイシーズン直前で、まだ閉まっている店が多かったのですが、高級ブランド店が並ぶショッピングモールがあります。
娘がポテトチップスが食べたいと言うのでバールに入ると、トリュフ味のものしかないんだけど・・・と申し訳なさそうに言われて、笑ってしまいました。
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碧くて澄んだ水
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ハイシーズンになると、皆さん自家用クルーザーで別荘やホテルに来るそうです
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友人の友人がオーナーシェフだというお店Frades La Terrazza に行きました。
サルデーニャの伝統料理にアレンジを加えた料理を出すお店です。
アペリティーヴォの時間で、景色を眺めながらワインやカクテルを飲んでいる人たちでいっぱいです。
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クルルジョネス。
サルデーニャのラヴィオリの一種で、定番のものはミント入りのマッシュポテトが詰めてありますが、胡桃が入っていたり、クミンの香りだったり、アレンジされていました。
このように焼いてフィンガーフードになっているのも珍しいです。
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ボラのマリネ。ハーブの香りが豊かでした。水が綺麗だからボラも生で食べられるのでしょうね。
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ヒメジの小さな焼きサンドイッチ
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地物のイカ墨のフレーグラ
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トリュフのクルルジョネス
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サルデーニャで獲れるイカのグリル。新鮮で味が濃くて香りが良いイカです。
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夜20時でもまだこの明るさ。暗くなるのは22時頃なので、1日をゆったりと長く使える感じがあります。
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さて、海辺でリフレッシュした後は内陸のNuoroに向かいます!

また次回に続きます
posted by IL Rifugio Hayama-2- at 20:00| 神奈川 ☁| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2019年06月20日

イタリアから帰ってまいりました!

長いお休みを頂きました。温かく送り出して下さった皆様、帰国後さっそくお電話をして下さった皆様、ありがとうございました。
6/15(土)から営業を再開しております。
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お店に戻ったら、紫陽花が咲き誇り、青紅葉が生い茂り、巨峰がたわわに実っていました。
今回の渡伊は期間が長かったので、何回かに分けてご報告させていただきますね。
まずはイタリアに行く前から、ハプニングが続出しました。
毎回イタリアに行く時は、羽田や成田などの国際空港からローマやミラノなどに直行便で飛んで、そこから国内線に乗り換えたり、電車に乗ったりして移動するのですが、今回はまずサルデーニャ島のIL RIFUGIO NUOROの長女(僕にとってはイタリアの妹のような存在)の結婚式に出るという目的があったので、成田からローマに飛び、すぐにローマからAir Italyでサルデーニャに飛ぶ予定だったのですが、その国内線がストライキの影響で直前にキャンセルになってしまい、急いで取り直したAlitaliaもキャンセルになってしまって、さあどうしよう、と考えた末に、ローマのフィウミチーノ空港からチヴィタヴェッキア港まで車を頼んで、夜中にチヴィタヴェッキア港を出るフェリーに乗ってサルデーニャ島に渡ることにしました。
よし、全部手配したし、eチケットも印刷したぞ!お店の片付けも全部終わったぞ!
・・・しかし出発の朝、まさかの大雨で、どこに電話してもタクシーが一台もつかまらず、しょうがない!駅までバスで行こう!と豪雨の中バス停に向かったものの、バスも20分以上遅れていて、予定していた成田エクスプレスに間に合わないーーー!どうしようか、いっそのこと逗子駅からタクシーに乗ってしまって空港に向かうか!?いや、しかし高速道路が雨の影響で閉鎖されたらどうする!!?など焦りに焦りまくりながら駅に着くと、電車も遅れていたので予定していた電車になんとか乗れて、そして空港に着いたら着いたで空港内も大混雑なので荷物の預け入れにも時間がかかり、お土産を買う間もなく飛行機に慌てて乗り込んだら、悪天候の影響で滑走路が混みあっていて管制塔の許可待ちです、とのことで機内で2時間、離陸まで待機しました。滑走路に離陸待ちの飛行機が何機も並んでいました。
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もともと空港から港に車で行ってフェリーに乗り換えるのも、そんなに時間に余裕があるわけではなく、飛行機の到着が遅れなければ・・・の前提で、まぁ万が一遅れたとしても30分程度だろう!大丈夫だろう!と賭けのような状態だったのですが、まさかの2時間遅れの離陸・・・。しかし、イタリア人機長さんなら、頑張ってビュンビュン飛ばしてくれるはず!追い風も吹けば、大丈夫だろう!!!と信じていたら、なんと到着は45分遅れで済みました!さすが!
出発の時点で、遅れていることは頼んでいた運転手さんにメールしてあったので、飛行機を降りて落ち合ってから阿吽の呼吸で駐車場まで皆で競歩のように歩いて車に乗り込み、レーサーのような運転でフェリー乗り場まで送り届けてもらって、無事、フェリーに乗りました。
チヴィタヴェッキア発オルビア行きの、tirrenia。バットマン仕様でした。
車で乗りこむ人たちがほとんどですが、僕らは徒歩で。
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中に入るとすぐにエスカレーターがあります。角度が急ですが、乗組員さんたちがサポートしてくれるので安心でした。
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ホテルのロビーのようなところにあるチェックインカウンターでeチケットを見せて、部屋の鍵をもらってエレベーターに乗って、船室に向かいます。
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夜の22時30分に出航します
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チケットを買う時に、乗船券と、車で乗りこむのか、ペット同伴か、部屋を取るか、何人部屋か、窓がある部屋か無い部屋か、などを選択して、総額が決まります。
僕らは、外が見える四人部屋を取りました。
修行時代には、部屋を取るお金もなかったし、ロビーのソファーに座るか床に雑魚寝の状態で乗っていたので、感慨深いものがありました。
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薄っぺらいマットレスが敷いてあるだけなのに、なかなか寝心地が良いベッドでした。
部屋にトイレも簡単なシャワーもついています。
フェリーの揺れもどんぶらこっこ、どんぶらこ、と心地よく、熟睡していたら、あっという間に朝になっていてサルデーニャ島に到着です。
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朝陽に映えるフェリー
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もともと、日本を出発した同日の夜22時頃に国内線でオルビアに着く予定だったので、その航空券を取ると同時にオルビア空港に近いホテルに一泊する予定で予約をしてあったのですが、国内線がキャンセルになってしまい、でもホテルは予約と同時に決済の割引価格で取っていて返金不可だったので、これこれこういう事情でフェリー泊になったが翌朝6時に着くので、チェックアウト時間まで使わせてもらいたいとメールをしておいたら、本来は10時チェックアウトだけど13時まで使っていいよ、朝食も付いているから食べたらいいよ、と言ってくれたので、港からタクシーに乗ってホテルについて、荷物を預けて朝食を食べたりコーヒーを飲んで一息ついてから部屋でシャワーを浴びたり少しゴロゴロして休みながら、友人の迎えを待つことが出来て助かりました。
サルデーニャ島に着くまで時間はかかりましたが、アリタリアの機内でもベテランらしきイタリア人のCAさんが色々と気を遣って声をかけてくれたりしたのでリラックスして過ごせて、フェリーの中でも熟睡できたし、身体の負担は少なかったように思います。
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さて、今日はここまで。また書きます!
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